以前の理美容業界の売上の中心はパーマでしたが、
ここ近年その比率は減少し、一方でヘアカラーの比率は上がっております。
それにより、理美容室の利益率は減少している事実があります。
パーマはメニュー料金に対しての材料費が2.6%と低く、粗利益が確保できるメニューでした。しかしカラーはどうでしょう。
メニュー料金に対して、14.5%と材料費が占める割合が高くなります。
通常、理美容業界の市場で、パーマ料金は、一般的に9,500円程度。
ヘアカラーは5,500円程度です。カットを入れることで9,500円としても、原価率は8.4%程度。これはパーマの約3倍です。
つまり、売上がパーマからカラーへシフトすればするほど、同じ売上でもトータルの利益は小さくなってしまいます。
ページ上部へ